https://idea-hack.com/courses/keep-good-features-in-mind-when-working-with-text-in-photoshop/lessons/__trashed-2__trashed/
https://idea-hack.com/courses/keep-good-features-in-mind-when-working-with-text-in-photoshop/lessons/__trashed-2__trashed/

Photoshopのレイヤースタイル「ベベルとエンボス」を使ってテキストを立体的にしてみよう

Photoshopのベベルとエンボスとは

Adobeのページでは、ベベルとエンボスについてこう説明されています。

ハイライトとシャドウの様々な組み合わせをレイヤーに追加します。

Adobe

これはすごい抽象的な説明であり、これで理解しろというのは不可能に近いと思います。

Photoshopのベベルとエンボスの定義

ベベルとエンボスに関しては用語の定義を確認するところから始めると理解しやすいです。

用語解説
ベベル

斜角、傾斜、斜面といった縁を立体的にする機能

エンボス

対象要素の中心を軸に浮かび上がらせて、立体的にする機能

試しにベベルとエンボスの使用有無の違いについて確認してみましょう。

次の画像はベベルを追加した物です。

ベベルを加えた

一方で、次の画像はエンボスを追加した物です。

エンボスを加えた

Photoshopのベベルとエンボス(構造)

Photoshopでは、レイヤースタイルに[ベベルとエンボス]の編集パネルが用意されています。

ベベルとエンボスの編集パネル
ベベルとエンボスの編集パネル

[構造] → [スタイル]

パネルのスタイルを参照すると分かる通り、[ベベルとエンボス]で設定できるのは次のうちのどれか1つであり、また、ベベル・エンボス以外にも候補があります。

項目解説
ベベル(内側)
ベベル(内側)
ベベル(内側)
レイヤーの縁の内側に、面で押し上げたようなベベルが作成される
ベベル(外側)
ベベル(外側)
レイヤーの縁の外側に、面で押し上げたようなベベルが作成される
エンボス
エンボス
エンボス
レイヤーの下に、レイヤー全体を浮き彫りにした効果がつけられる
ピローエンボス
ピローエンボス
レイヤーのを、レイヤーの下にスタンプした効果がつけられる
エンボスの境界線を描く
エンボスの境界線
レイヤーにレイヤースタイル[境界線]を付けている時、境界線に対してのみエンボスの効果がつける。

[構造] → [テクニック]

テクニックは輪郭の効果を定義する物です。要素の質感に大きく影響を与える物で、要素に対して柔らかい・硬いイメージを与えたい時には大変重宝する項目です。

ベベルとエンボスのテクニックの種類
ベベルとエンボスのテクニックの種類
項目解説
滑らかに

レイヤーの縁の外側に、面で押し上げたようなベベルが作成される

シゼルハード

側面の凹凸は鋭く傾斜する

シゼルソフト

側面に粗く削ったような跡が残る

[構造] → [深さ]

[ベベルとエンボス]立体的にされた要素の「高さ」にあたる項目です。いわゆる3DオブジェクトのZ軸の値に該当します。

ベベルとエンボスの深さ
ベベルとエンボスの深さ

[構造] → [方向]

[ベベルとエンボス]が適用される方向です。[上]と[下]が用意されています。

[構造] → [サイズ]

[ベベルとエンボス]が適用される時の「幅」に当たる項目です。いわゆる3DオブジェクトのX軸とY軸の値に該当します。

ベベルとエンボスのサイズの違い
ベベルとエンボスのサイズの違い

[構造] → [ソフト]

[ベベルとエンボス]が適用される「幅」をどれくらい柔らかくするかを定義します。「ぼやけさせる」という言い方の方がしっくり来るかもしれません。

ベベルとエンボスのソフト
ベベルとエンボスのソフト

Photoshopのベベルとエンボス(陰影)

ここからはいわゆる「影」の効果についてです 。

[陰影] → [角度]・[高度]

[角度]と[高度]はひとまとめにした方が理解しやすいでしょう。これらは「太陽の位置」(光源)を表しています。

項目意味
角度X軸とY軸に当たる値(-180°〜180°で定義)
高度Y軸に当たる値
ベベルとエンボスの[角度]と[高度]

角度だけ指定

角度だけを指定すると、影(シャドウ)が一切適用されず、光(ハイライト)だけが要素に当たる形になります。

ベベルとエンボスの角度
ベベルとエンボスの角度

角度と高さを指定

[高さ]も指定すると、影(シャドウ)も適用されます。値が低いほど効果が強くなり、値が高いほど効果が弱くなります。この時、光源と要素の間に距離が生まれるため、光(ハイライト)の効果も弱くなります。

ベベルとエンボスの角度と高さ
ベベルとエンボスの角度と高さ
用語解説
包括光源

包括光源は「光源」の設定を編集中のレイヤーではなく、ドキュメント全体の設定値として扱う機能です。太陽は1つしかないので、レイヤーごとに光源が異なることは物理的にはありません。そのため、この項目にチェックを入れることで、自然な形の「光源」を適用できます。

もちろん、何かしらの効果を与える目的でこの包括光源を外して加工をすることもあります。

[陰影] → [光沢輪郭]

[光沢輪郭]は「光(ハイライト)と影(シャドウ)の分布設定」を決める物です。ハイライトとシャドウの割合やかかり方を定義する物で、デフォルトでプリセットが用意されています。

また、オリジナルの分布設定を作ることも可能です。

下記の分布図を確認してみましょう。

ベベルとエンボス 輪郭光沢 線形
ベベルとエンボス 輪郭光沢 線形
ベベルとエンボス 輪郭光沢 円錐
ベベルとエンボス 輪郭光沢 円錐

これらの図はハイライトとシャドウの分布を表すグラフです。

  • グラフの頂点はハイライトが最も明るくなる領域
  • グラフの底辺はシャドウが最も暗くなる領域

プリセットのそれぞれのグラフを参考にして、お好みの設定を自作するのも良いでしょう。

[陰影] → モード・透明度

モードはハイライトとシャドウに対する描画モードの設定です。ハイライト・シャドウと対象要素を元に、色の合成を適用します。

不透明度はハイライト・シャドウの不透明度を表します。

インストラクター